施工計画書を作成します

　 施工計画書を期日までに提出します。 施工計画書には工期、使用機材、施工方法、養生、機材の搬入搬出経路の明記、 重量物の運搬方法、重機の配置計画、安全管理体制、ガス・玉かけ・電気工事士などの資格者作業者名簿および 安全作業誓約書を添付します。

　 施工計画書には責任の所在を明記してください。管理監督者の氏名および緊急連絡先明記した安全管理体制連絡系統図が重要です。 作業場所には各種施工業者が担当の工事について互いに干渉する場合があるので相互に連絡するためには、 責任者の連絡体制が重要なのです。

　 作業範囲や作業内容、使用している機材、どのような危険があるかなど、隣接する工事施工業者の現場責任者が 互いの作業内容について熟知している必要があります。 工事ごとに影響する範囲を考えて、安全を最優先に、万一の被害を最小にとどめるように安全意識をもって仕事をします。

玉掛け資格をもっていること

　 機材の搬入は、トラックでおろしてすぐに作業できる場所ではないので、工事資材の搬入搬出にはクレーンを使います。 クレーンは工場側がクレーン運転者を配置しています。しかし施工業者には玉掛け免許保持者が必要です。 クレーンによる重量物の運搬には、玉かけの知識が必要であり玉かけ免許保持者しか吊りにへのワイヤーかけや クレーンへの合図ができないのです。

工場内の工事担当者は施工計画書を読んで作業内容に対して施工業者に十分な資格保持者が配置されているか 確認して作業許可を与えます。

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