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　 安全に工事を行うために

労働安全衛生と安全対策

　 工事施工時の安全管理監督責任者は、安全管理体制を維持するために、作業者の教育訓練が必要です。 現場責任者を専任し、安全管理意識を持つためにツールボックスミーティングは効果的な手法です。

不良工具による感電防止

• 使用する電動工具は定期点検を実施し点検合格証を添付し工事作業着手前に再点検し合格したもののみを作業場所へ持ち込みます。
• スイッチボックス電動工具類には会社名及び取り扱い責任者名を明記します。
• 作業に使用する電動工具電動機器及びキャブタイヤケーブル等についてケーブルの損傷劣化脱落等の定期点検を行い合格証を表示します。
• 電動工具類はアースを完備します。
• 溶接機は電撃防止器がついたものを使用し作業前に必ず点検動作確認します。
• 電動工具類用電源には漏電遮断機を使用し作業前に必ず動作確認します。
• 感電の危険がある作業は絶縁シートを用意し危険箇所に適切に使用します。
• 活線作業は禁止します。回避できない作業は絶縁シートおよび絶縁手袋等の保護具の完全着用を徹底します。
• 作業場所で設置する工事用電源盤には漏電遮断機を設置使用します。

火災爆発災害の防止

• 作業現場及び作業詰め所等には消火器を設置し火災防止に努めます。
• 作業場所及び作業詰め所等に暖房用の火気を使用する場合は事前に使用許可を得ます。
• 作業詰め所等には火元責任者、火気責任者の表示を行います。
• 消防隊を組織し火気使用責任者、監視者をつけて消火器を携帯し必要箇所には消火器を設置します。
• 喫煙は吸い殻入れを置き指定場所のみとします。歩行中の喫煙くわえタバコ作業は禁止します。
• 危険物塗料シンナー及び油脂類は完全密閉できる容器に入れて保管し消火器の設置、危険物表示、保管責任者表示します。
• 危険物塗料シンナー及び油脂類がある場所では火の粉の出るグラインダー溶接ガス切断等作業に管理監督者をつけて監視し作業します。
• 酸素アセチレンボンベは会社名空充填表示を明確に表示し使用中は転倒防止措置を行います。
• 酸素アセチレンボンベは石けん水を取り付けガスホース類は定期点検を行い使用前にガス漏れ検査を行います。
• 作業終了後には必ず火気の無いことを確認します。
• 酸素アセチレンボンベは直射日光の無いところに置きます。
• 酸素アセチレンボンベの転がし移動は禁止します。
• 圧力調整容器は定期点検を行い点検責任者を表示します。

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